「美人に化粧水はいらない」ってどういうこと?
最初「美人に化粧水はいらない」というタイトルを見て、宇津木先生の「肌断食」と同じような考えかな?と思ったのですが。
どうやら違うようで、簡単にいうと
- 肌の水分を守るために必要なのは水そのものではなくそれをキープする保湿物質(=セラミド)
- 肌は水分入らないから化粧水は意味ないよ!水分をキャッチするセラミドを美容液やクリームで補えば良いんだよ!
ということみたいです。
メイクも完全否定でなく、メイクも楽しみながらセラミドを守り、補うのが賢い方法よ!という女性の心に寄り添った内容でした!
男性である宇津木先生が「肌に悪いだけなのに、なんで保湿するの?メイクするの?」っていう過激な意見よりずっと言うこと聞ける本でした。
ほぼ自分の覚書ですが、吉木先生流スキンケアのなるほどポイントを少しだけまとめようと思います!
「ダブル洗顔がいらないワンステップクレンジング」が肌に優しいは嘘!
少しでも肌に負担かけないようにと、W洗顔のいらないワンステップクレンジングや、メイクも落とせる洗顔フォームを使っている方もいるのではないのでしょうか。
「ダブル洗顔がいらないワンステップクレンジング」が肌に優しいは嘘!!だそうです。
なん、だと…
なぜ肌に優しくないのかというと、1回でメイクも汚れもすっきり流さなければならず、強い洗浄成分(合成界面活性剤)が必要になるからだそうです。
一回の洗顔できれいにさっぱり流せるということは、それなりに強い合成界面活性剤が必要になるのです。
なんか考えてみれば納得です。。。
吉木先生はなるべく優しいクレンジングでなるべく手早くメイクを浮かして、石けん洗顔で洗い流すことを推奨していました。
クリームタイプの洗顔料よりも石けん洗顔が肌にいい
洗顔するとき、肌のうるおいを残すクリームタイプの洗顔フォームを使っている人も多いのではないでしょうか。一般に石けんは洗浄力が高いので、洗い上がりがつっぱると言われています。なぜ、石けん洗顔がおすすめなのでしょうか。
その理由は
- 石けんの洗浄成分である天然の界面活性剤は肌に負担をかけないから
- 肌にうるおいを残す洗顔フォームは、油分を多量に配合しているものが多く、洗い上がりに油膜を張ったような状態になる。
- 肌に皮脂を含む油膜が残ると、そこに塗るスキンケアが肌に浸透しない
ということらしいです。
そういえば最近ミネラルファンデと石けん洗顔に変えましたが、スキンケアは変えてないのに肌が落ち着いた感じがします。石けんでもうるおい成分が入っているものなら肌のつっぱりもあまりありません。
皮脂が大事だからあまり洗顔しないほうがいい、は間違い!怖がらずに皮脂を落とせ!
これまた世の女性たちが信じ込んでいる、皮脂を残す洗顔・・・クリームタイプの洗顔フォーム、水だけ洗顔・・・。その考えが覆されようとしています・・・(驚)
吉木先生の考えはこうです。
- 肌のうるおいを守っているのは皮脂ではなくセラミド
- 皮脂が酸化されて過酸化脂質に変わると、これが肌を刺激する
- 皮脂は老化の原因
クリームファンデよりパウダーファンデを選べ!!!
肌が乾燥するからとクリームタイプのファンデーションを選ぶ方も多いのではないでしょうか・・・それは私です・・・
リキッドやクリームファンデーションには油分と水分を混ぜるために合成界面活性剤が使用されており、長時間肌にのせていると、お肌の保湿成分のセラミドを溶かして失わせてしまうそうです。
付けた時は保湿感が得られますが、日常的に使っているとかえってお肌が乾燥してしまうのです。概してパウダーファンデーションの方が添加物が少なく、お肌には優しく作られているということらしいです。
吉木流スキンケアまとめ
- クリームファンデよりパウダーファンデ
- クレンジング使うなら優しいもので手早く!
- 洗顔料は石けん
- 使う必要はないが、プラスするならビタミンC誘導体入り化粧水を
- セラミド(セラミド2、セラミド3がおすすめ)が含まれる美容液、クリームを選びましょう
肌に負担をかけるとされるメイクもクレンジングも完全否定ではなく、うまく付き合いながら美肌をキープしましょう!というスタンスなので、女性にとっては取り入れやすいスキンケア方法だと思いました。
ぜひ興味が出たら読んでみてください^^